2024/02/04 金沢(4.能登豚カツ丼、小松=羽田)

旅行最後の食事は、能登豚をいただきます。

あぁ〜、1泊2日だと、寝て起きたら帰る日です。残念ですが、小松空港17時発に乗って東京に帰ります。

◾️07:30 朝食 ホテルエコノ金沢駅前

何はともあれ、エネルギーを補充しなくては。

今回の宿泊も朝食付きにしました。当初は金沢駅前で朝ごはんを食べられる所を見つけられれば、そっちに行くことも考えていました。そのはずなのに、すっかり忘れて朝になってしまったため、ホテルの朝食にお世話になります。

左上から時計回りに。(1)味噌汁、(2)きんぴらごぼう・ひじき・梅干し・ほうれん草、(3)キャベツ、(4)白米、(5)納豆、(6)ソーセージ・スクランブルエッグ・肉団子。

(1)ジャム・マーガリン、(2)パン、(3)コーヒー、(4)ヨーグルト・アロエ、(5)ゴーゴーカレー。

あ〜、とても残念ですが、金沢関連はカレーのみ。食べていないメニューもありますが、それは数点ほどです。少し寂しい朝食になりました。

午前中、ネットを使う用事があり、部屋に居ました。エコノ金沢駅前を選択したのは立地の他に、12時までのレイトチェックアウトが無料だということは大きかったですね。

■12:00 昼食 金沢かつぞう

小松空港に向かう前に、金沢市で最後の食事をとります。どこにするか探していましたが、能登豚というブランド豚肉があるのを見つけました。また金沢駅になりますが、金沢かつぞうではカツ丼がお勧めメニューになっていたので、言われるままに金沢カツ丼(1,650円)を食べてみます。 

卵とじになっていないタイプでした。豚カツ、溶き卵餡、黄身の3つで構成されています。汁はあおさです。わかめ、豚汁も選択できて、どれでも値段は一緒です。

豚カツそのままでソースをかけて食べ、溶き卵餡でたまご丼として食べ、黄身を崩してカツも一緒にカツ丼として食べる。3つの食べ方ができました。いわゆるファストフードの掻き込むカツ丼ではなくて、ちょっと工夫しながら楽しみながら食べる食事ができました。そうそう、揚げ物だと油に負けることがよくあるのですが、この金沢かつ丼はそんなこともなく、最後まで美味しく食べることができました。

■ 12:30 JR北陸本線 (金沢=小松)

お腹も満たされたし、特に寄り道する場所も決めていなかったので、早めにJR西日本北陸本線で小松駅に向かいます。時刻表を見ると特急しらざきに乗れるようです。来る時は各駅停車でしたし、帰りは特急に乗ってみます。(1,270円)

特急しらさぎは、金沢の次の停車駅が小松駅です。ところが、しらさぎの行き先は米原です。寝てしまって降り損ねると、あっという間に米原になるため起きて景色を眺めた方が良さそうです。

自由席の乗車率は10〜20%くらいでしょうか。来月の2024年3月に新幹線が開通すると、金沢=敦賀はJR西日本から第三セクターになって、この特急しらさぎは走りません。たぶん、しらさぎに乗るのはこれが最初で最後になると思います。

■13:30 小松空港

特急しらさぎに乗ったため、金沢から小松まであっという間でした。小松駅から小松空港までは路線バス(280円)で移動しました。

今日も小松は晴れてます。3階の展望デッキから、滑走路の向こうに雪を頂いた山々が見えます。

そして、航空自衛隊 小松基地の格納庫も見えました。戦闘機の離着陸が見られるかもしれないと期待していましたが、今日は比較的平和なようで、スクランブルはありませんでした。

そして、小松空港にはプロペラ機もやってきてました。この機材は福岡=小松を往復しています。

プロペラ機はまだ乗ったことがないんです。人生最初の飛行機は50年近く前ですが、その時の福岡=羽田はボーイング747でしたし、それから今までジェット機ばかりでした。全日空が羽田=大島にプロペラ機を就航させていましたが、それに乗る前に路線がなくなってしまいました。いつかは、プロペラ機に乗りたいと思っています。

ん!? いや、1区間で解決しようとするから難しいのであって、羽田=小松=福岡のように、2区間を乗り継げはいいんですね。復路の福岡=羽田はジェット機で帰って来てもいいのだし。おぉ、それはいいかもしれません、ちょっと検討してみます。

■14:00 ラウンジ

羽田行きは17:05出発予定で、時間が余りまくっています。小松空港にはクレジットカードで使用できるラウンジがあったため、ここで2時間ほど休憩させてもらい、出発1時間前には保安検査を受けることにします。ラウンジは専用のトイレがあるし、ジュースやコーヒーが飲めるし、何より静かなのがいいんです。

自分がラウンジに居る間、利用者は合計しても10名もいませんでした。みなさん、大体1時間くらいの滞在でした。

そうこうしているうちに、フライトの1時間前になりました。

保安検査を通って、搭乗口前の待合室には、携帯の無料充電サービスがありました。なんと、搭乗口前の椅子にはコンセントやUSBコネクタがありません。羽田や成田を使うことが多いので、椅子にコネクタがあるのは当たり前と感じていて、わざわざ「無料充電サービス」と設置している意味が最初は分かりませんでした。

搭乗口前にも土産物店がありました。そうだ、ひがし茶屋街で飲んだ加賀棒茶は美味しかった。搭乗ゲート前にはもう、ここしかお店がありません。もしあれば買いたい。

そう思ってお店を覗いてみると、いいものがありました。加賀棒茶は急須で淹れるお茶っ葉もありましたが、ティーバッグにしました。これなら、マグカップにポンと入れて気楽に加賀棒茶を飲めそうです。最後に、自分への良い土産を買うことができました。

■17:00 搭乗

搭乗開始のアナウンスがあり、乗客がパラパラとゲートを通って行きます。

羽田行きは、座席配置が3=3で小さい機体でした。来る時の、朝の羽田発は2=3=2でしたから、羽田=小松間は朝の方が乗客が多いのでしょう。

特にトラブルもなく乗客は搭乗して、飛行機は離陸していきました。

さようなら金沢、また金箔を食べに来ます!

■18:30 羽田空港

羽田に向かうと、機体の右側面が西になり、夕陽を浴びて翼が赤く染まっています。

羽田空港に到着しました!

帰ってくるといつも思いますが、やっぱり羽田空港は大きいです。降りてからも出口まで、延々と歩かされますし。でも、歩きながら「東京に帰って来た」という安心を感じるのもまた、正直なところです。

金沢は楽しかったので、また行きたいと思います。ですが今回は、旅行の目的を「金箔を食べる」ことに絞ったのが良かったかもしれません。1泊2日という限られた日程で金沢を全部見たり、食べたりすることはできません。全体の観光というよりも一点集中型にしたため、それが達成できた旅の満足度は高かったですね。何しろ、金箔を4枚も食べましたから。

Updated: 2024年3月7日 — 11:38 PM