2023/12/04 沖縄(9.ゆがふいん沖縄朝食、那覇=羽田)

楽しかった美ら海水族館、名護の街から東京に帰ります。

いつも、いつもいつも、東京に帰る時は寂しくなります。もっと旅行して、知らない街に行きたい、知らない場所で刺激を受けたい。そう思ってはいますが仕方がない。いつもまでも旅行しているわけにもいきませんから、帰りの航空券も買ってありますし、諦めて帰ります。

今朝も海岸を散歩しようと思っていましたが、雨が降っています。名護に滞在した3日間のうちで、海岸を散歩できたのは昨日だけでした。

■07:00 朝食 ゆがふいん沖縄

ホテルゆがふいん沖縄の朝食ブッフェですが、今朝は沖縄食材を中心にいただきます。

1回目のお皿です。
1段目:ゆし豆腐、フーチャンプルー、クーブイリチー
2段目:大根のドラゴンフルーツ漬け、青菜のおひたし
3段目:もずく酢、梅干し・油味噌、ゴーヤーの黒糖漬け
ごはん、味噌汁、沖縄野菜しゃぶしゃぶ
 → 沖縄野菜しゃぶしゃぶは美味しくておかわりしました!

最後はデザート系で締めました。

コーヒー、フルーツヨーグルト、ライチ、オレンジ、アガラサー(黒糖蒸しパン)

美味しい朝ごはんを食べることができました。さてさて、部屋に戻って荷物のパッキングをやってしまいます。

■09:30 高速バスで那覇空港へ

バス停は名護市役所前ですが、雨が降っているためタクシーに来てもらいました。傘も持ってこなかったですし。まあ、バス停まで行ってしまえば屋根があるから大丈夫です。

名護市役所前から那覇空港まで、沖縄エアポートシャトルで移動です。運賃(1,600円)はネットで事前精算済みです。平日の月曜日だからか、乗車率は2割くらいでしょうか。

シート含め、いわゆる観光バスです。座り心地も良くて、眠たくなってきます。

恩納村付近の海岸沿いを通り、大きなホテルごとに乗客をピックアップしていきました。途中、ナビービーチでトイレ休憩です。急行便の場合、那覇空港と美ら海水族館間を約2時間で走り休憩なしですが、今回の各駅停車は3時間近くかかるため、トイレ休憩が一回ありました。

■12:00 那覇空港

那覇空港の1番バス停に到着しました。往路でも感じましたが、バスは座席のシートが良かったですね。全く疲れずに移動することができました。那覇空港と美ら海水族館を往復すると4,000円ほどかかりますが、最初はこの運賃が高いと思っていましたが、実際に乗ってみると逆に安く感じられます。座っているだけで運んでくれるのも、とっても楽でした。レンタカーは車両代とガソリン代と高速道路代がかかりますが、時間と移動が自由です。バスは運賃だけで移動できますが、バス停と時刻表に縛られます。どっちにもいいところがありますし、その時々の旅程で選択することになると思います。

■12:00 ケンミン食堂 那覇空港

羽田行きの飛行機は15:10発です。まだまだ時間がありますし、お昼を食べておきます。

那覇空港で食べるといえば、もうお決まりの「ケンミン食堂」です。ここで最後のゴーヤーチャンプルーを食べます。

ゴーヤチャンプル定食(690円)に、紅いもコロッケ(350円)を追加しました。空港での食事が1,000円程度で済むのは驚きですが、味も驚きです。ゴーヤーチャンプルーは、豆腐のコゲがとても良い香りを出していますし、格式張ったレストランの味ではなくて、近所の人が「お腹すいてるだろ、ほれ食いな」と出してくれるような気楽に食べられる味です。

■13:00 ラウンジ休憩

月曜日なのに旅行客が多かったですね、ほぼ満席です。

ケンミン食堂に行く時に見ましたが、保安検査は混んでいました。那覇空港のラウンジは保安検査前にあるんですよね。コーヒーを飲んで、早めに保安検査を通るようにしようと思います。

■15:00 搭乗

出発1時間前の14時頃に保安検査ゲートに来ましたが、修学旅行の学生が沢山いて混雑してました。そのような中、余裕をもって保安検査を通った方が良いと思われる例が、目の前で繰り広げられました。

自分の前に並んでいる若いカップルは、搭乗時間ギリギリだったようです。ここの検査場はANAの担当になっていますが、そのカップルは別の航空会社に乗るようでした。彼らの便の搭乗ゲートはここから遠いようです。係員に搭乗が間に合うか質問していましたが、他社便については答えられないし、優先的に保安検査を通すこともできないと言ってました。この検査場でこのまま順番を待つか、その航空会社が担当する搭乗ゲート近くの検査場に行くかはお客さんが判断して欲しいと言ってます。男性が諦めて搭乗する航空会社に直接電話し、その会社の地上係員がきました。

男性:○時の便ですけど、間に合いますか?
係員:あと5分でドアが閉まります。この検査場からだとゲートまで距離があるので、間に合わない可能性が高いですね。

保安検査を通過して係員と一緒に走って行きましたが、間に合ったのかどうか。しかし、「間に合わない可能性が高い」は「もう間に合わない」ということですよね。そう言われている人は初めて見ました。

保安検査では、「○時の○○行きにご搭乗のお客様はいませんか!」とよく声掛けされていて、優先的に検査場を通る場面をいつも見かけます。それにしても、保安検査場も航空会社が担当しているとは知りませんでした。優先的に保安検査を通すという判断が可能なのは、その航空会社の顧客だけのようです。いつも搭乗する全日空のマークがある保安検査場に並んでいましたが、どこの検査場でも同じだろうとそれほど気にしていませんでした。今後はなお一層、搭乗する航空会社の案内や掲示があるか気にしようと思います。

保安検査を通った後、沖縄最後のブルーシールを食べました。搭乗口の目の前にあるANA FESTAで買える、この紅いもソフトクリーム(380円)は必ず食べてます。これで、3泊4日の旅程で4個目のブルーシールになりました。1日1個のマイルールに収まっているため問題ありません。

搭乗が始まりました。

んんっ!? 機内では、映画「スターウォーズ」のヨーダがギャレーに座っています。これは何か意味があるのでしょうか?

座ったのは後方の通路側席です。3=4=3の座席配列ですが、後方は2=4=2となってます。

那覇空港を離陸しました。滑走路周辺ですが、雨で霞んで見えます。さようなら沖縄、必ずまた食べに来ます。

雲の上に出ると一面の晴れ。ただ、雲で下の景色は全く見えません。

■18:00 羽田空港

羽田空港に到着したときは、すっかり暗くなっていました。あぁ、東京に帰ってきてしまいました。明日からまた、いつもの日常が始まります。

そういえば、搭乗した機材はスターウォーズ特別塗装機でした。だからヨーダが乗っていたんですね。

預けたスーツケースを引き取り、少し寒いためライトダウンジャケットを着ました。

那覇は暖かでした。上は長袖シャツだけで、しかも袖を捲ってましたから。やっぱり東京は寒いなぁ。

若い頃(20代の頃)は「夏は軽井沢、冬は沖縄、春と秋は東京に住む」などと寝ぼけたことを言ってましたが、「住居を買うとそこは日常空間」になるんです。行きたい時に、行きたい場所に、事前の計画だったり突発的だったり、そして飛行機やホテルが取れるのか分からない、出先で起きる想定しない事態、困ったこと楽しかったこと、旅先での新しい発見等々、普段の日常ではない不安定な状態が楽しいんですね。だから旅行は「非日常」になるのだと思います。自分の旅行スタイルについては、別の投稿でまとめてみようと思います。気が向いたらですが。

今回の滞在では、名護の街には好きなお店(A&W、ブルーシール、サンエー)があると分かり、自転車なら苦もなく街の中を移動できることも分かりました。便利さをとるなら那覇でしょうが、名護も住みやすいかも。あっ、いやいや、住んでしまうと日常になってしまうのでそれは無し、美ら海水族館に行きたくなったらまた旅行で訪れるかもしれません。

Updated: 2024年1月14日 — 3:06 PM