今日の目標はビーチ散歩、そしてバインミーの味を確かめることです。

■05:30 ニャチャンビーチ
なんと、ビーチ沿いの道ではマラソン大会が開催されています! そして、大きく表示されたレースタイムから逆算すると、驚いたことに深夜2時か3時がスタート時刻になっていました。聞いてはいましたが、ベトナムの方は早起きという情報は仕入れていましたけれど、ちょっと日本人とは時間軸が違いすぎます。
海岸沿いの公園は、蓮の花に似たTháp Trầm Hương (沈香塔)が、シンボルになっています。

海も大勢の方が泳いでいました。海面に点々と見えるのは全て、人の頭です!
いやいや、本当にベトナムの人達って早起きですね。

ビーチには記念撮影用の背景も用意されています。
これは友達用。

こっちは恋人用ですね。

■06:30 朝食 トラン・ビエン・ドン・ホテル
プールサイドのレストランが朝食会場になっていて、時間は6〜10時です。レセプションでバウチャーをもらって、レストランの入り口に入れていきます。このプールでも泳いでいる人がいました。
レストランにいるのは、ロシア人、中国人だけ。日本人は全く見かけませんでした。

食べたものを列挙していきます。
1回目:生野菜サラダ、フォー。

2回目:生野菜サラダ+ハム+チーズ、パン+バター+パイナップルジャム、甘いボルシチ?、コーヒー+練乳。

3回目:スイカ、パパイヤ、バナナ、ミカン、コーヒー
このミカンは「オレンジ」と表記されていましたが、少し酸味がある昔の温州みかんのようで、とても美味しかったです。
お腹いっぱいに食べさせてもらいました。ありがとうございました。

レストラン横には冷蔵庫があって値札が付いてました。BIA SAIGON (17kVND / 100円)、コーラ (18kVND / 110円)、水 (12kVND / 70円)。昨晩のロッテマートとあまり変わらない値段でした。


■09:45 ベットメイク
部屋にいるとドアをノックする音がします。お掃除しますとのこと。
えっ!? こんな時間にベッドメイク?
ベランダに退避して皆さんの作業を眺めていましたが、サクサクっと綺麗に掃除してくれました。ベッドメイクチップとして「20kVNDの現金、うまい棒」を置いておいたら持って行ってくれました。
日本のビジネスホテルだと朝10時か11時くらいから部屋清掃が始まることが多いように思います。でも、部屋にいるときは掃除に来ません。そういえば、タイのバンコクでは16時過ぎに来て驚きました。そして、ここニャチャンでは朝9:30に来るんですね。国が違えばベットメイクのタイミングも全く異なるというのは、とっても面白いです。
時間のことは置いておいても、部屋にいるときでも掃除してくれるというのは有難いですね。
■11:00 昼食 Banh mi Phan
昼食にバインミーを食べるのは、日本にいるときから楽しみにしてました。バインミー・ファンは口コミでの評価も良かったので来てみました。大通りから少し入った場所にあり、日本の感覚だと少し躊躇する立地です。道路は舗装されていますが表面はボコボコだし、道の奥の方は民家のようにも見えます。

メニューがありましたが、ベトナム語、ロシア語、ハングル、英語だけ。日本語はありませんでした。日本人はあまり多くはないんでしょうね。
英語メニューを見ながら悩んでいたら、店員が「ハングルは裏面です」みたいな感じでメニューをひっくり返してくれました。日本人は韓国人に見えちゃうのは仕方ないですね。

注文した後、店頭のベンチでGrab配達のバイクと一緒に待ってました。よく晴れて暑い、あつい。本当に暑かったんですよ、店の奥を見ても調理スペースくらいしかなく、食べるスペースがありません。口コミでは空調の効いた部屋で食べたと書かれていました。
それはどこなんだろう?
と思いつつ周りを見ると貼り紙がありました。
→ Hi !!!!! The Cold Zone is upstairs. Enjoy!!!
エアコン付きのお部屋は2階にあるようです!

バインミーを受け取って、店奥の階段で2階に上がると、そこにはエアコンがバッチリと効いた涼しい部屋がありました。ちなみにトイレもあります。日本みたいに公衆トイレを見かけないし、あっても危ないので店舗にあるトイレは貴重です。
トイレ近くにゴミ箱があるので、食べたあとのゴミはそこに捨てて帰ることができます。

Mixバインミー(35)とゼロコーラ(20)を買って、日本円だと約330円ほど。ちなみにコーラは、1階の一番奥にある冷蔵庫から勝手に出してOKです。

コーラ缶(250cc)より大きいパンには、具がぎっしりと詰まってます。ぱっと見た感じでは肉ばかりのように感じますが、奥には野菜が沢山です。パンと肉と野菜の組みわせで、これひとつでお腹がいっぱいになりました。
美味しかった、お世辞抜きで本当に美味しかったです。まずパンがしっかりしています。表面がパリパリのバゲットのような感じは好みの食感です。また、肉などにはもちろん味が付いていますが、店舗で売っているにしては薄味でしたし、なますもアクセントになっていて良かったです。そして、旅行中は不足しがちな野菜がしっかりと入っていたのは有難いです。これがあれば、ベトナムで生きていけそうな気がします。しかも、バインミー単体では35kVND(約210円)で、ホテルにあったインスタントコーヒーと合わせれば、激安の食事になりますしね。
具:焼きポーク、ポークソーセージ、チャーシュー、サラダ、パテ、ピクルス(なます)

もう一度、海岸のほうを回ってホテルに帰ることにしました。



■道路横断は気合で
ニャチャンの交差点は、(1)何もない、(2)信号機あり、(3)ラウンドアバウト、その3種類です。ホテルから海岸に向かう道には、ラウンドアバウトが設置されていました。各方面からここでグルッと左回りしながら、目的の方向に抜けて行きます。何度見ても、ぶつかりそうなのに、誰もぶつからない。そんな絶妙な運転に冷や冷やします。
そして、日本同様に交差点などには、歩行者用の横断歩道のペイントがされています。ただ、ペイントされているだけで、信号機などによる交通整理はありません。車やパイクの切れ目を見ながら、心を平静に保ちつつ一定の歩行速度で渡ります。走ってはいけません、止まってもいけません。一定速度で歩けば、車やバイクが避けてくれます。
この横断方法に慣れるまでには、勇気を振り絞って渡る必要がありました。たまに、地元の方が「にいちゃん渡るぞ、付いて来い」みたいに手招きしてくれることがありました。慣れないうちは、地元のひとを見つけて、後ろについていくのがベターだと思います。

■Moon Milk (食品スーパー)
海岸からホテルに戻ると、なんとホテル1階が食品スーパーでした!
日本でコンビニと呼ばれている形態の店ではありません。地元に根付いた食品&雑貨店という感じです。酒屋が豆腐や食品を扱うようになり、日用品も扱うようになり、なんだか気がついたら何でも売っている店になっていた。日本でもよくある、昔からやっているお店というイメージが近いかもしれません。
なので少々、店内は小汚いです。(失礼!)
明らかに旅行者向けの綺麗なコンビニもありますが、そちらは日用品の扱いが非常に弱いんですよね。なので、Moon Milkの方が必要な物が揃います。

ホテルの部屋にティッシュが無くてこまっていたので、ポケットティッシュは非常に助かります。VinaTissue 10枚入り x 10パック(20kVND / 120円)。

セミドライマンゴーも売ってました。とても美味しくて、一回で食べ切ってしまいました。(37kVND / 220円)

パンも売っていました。白パン、全粒粉パン (28kVND / 170円)

パイナップル入りデニッシュ (17kVND / 100円)

■ 夕食 日清カップラーメン
夕飯は、ロッテマートで買った日清カップヌードル(15.5kVND / 90円)と、Moon Milkで買ったセミドライマンゴー (37kVND / 220円)。
日本のカップヌードルは美味しい! そして、フォークが入っていて有難い。
ベジタブル・ヌードルでしたけれど、タイ向け製品で辛かったです。写真の調味スパイスが別袋になっていて、手順ではお湯より前に入れると書かれていました。でも、入れなくても十分に辛かったので、入れ忘れて正解です。

ベトナム旅行2日目の夜で、日本のカップラーメンは早すぎたかもしれませんが、美味しかったから全部オッケーです。

ニャチャンの日中は暑かったです。熱気の中を歩いているように感じました。東京は熱気と湿気で連日、熱中症警戒警報が出ていますが、ここニャチャンはそれが日常の気候のようです。疲れが溜まらないよう、さっさとシャワーを浴びて寝てしまおうと思います。
それにしても悔やまれるのが、Fire TV Stickを忘れたこと。日本語のテレビ放送が見られない土地では、Fire TV Stickはとても役に立つんですよ。このホテルのテレビもHDMI端子がありましたから、そこに繋いでホテルwi-fiの設定をするだけで使えるはずです。
ここ、トラン・ビエン・ドン・ホテルは2泊だけです。明日は2つ目のホテル、Ale Nha Trangに移動します。宿泊料金がトラン・ビエン・ドンの半額(1泊3,000円)なのですが、どこまでレベルが落ちるのかとても楽しみです。あぁ、もう少し休みが取れれば、さらに2,000円以下にもチャレンジしたかったのですが、それはまた次の機会に。