2024/02/23 金沢(2.おでん食べ比べ)

昼食は金沢駅周辺で、おでん食べ比べします。

前回、3週間前(2024/02/03-04)に金沢を訪れた時は、金箔を食べたくてひがし茶屋街をウロウロしました。

ただ、夕飯で食べたおでんが美味しくて、その後で金沢はおでんも有名なのだと知りました。なので、今日はおでん屋さん巡りをしてみます。

同じものを食べないと比較になりませんから、大抵のお店にありそうな「大根、車麩、ちくわ、ごぼう天」の4品を食べてみました。

◾️金沢駅 山さん

開店前に並んでいたおかげで、開店と同時に座れました。ただ、1人の場合はカウンター席らしいのですが、それが案内されず、こちらから聞いて初めて分かりました。もしかして、観光客よりも常連さんが多くて、みんな勝手に座るからお店の人もそういうオペレーションになっているのかもしれません。

おでんが運ばれてきて、まず目が行くのは大根の大きさ! 写真は上から撮っているため分かりづらいですが、長さが他店の倍はあります。そして味は、出汁が甘めで、味見した瞬間に「七味」だと思いました。辛子より七味を振りたくなるおでんは初めてでした。

ただ、調子にのって七味を振ると、最後のお汁に残った七味でむせます。七味は汁ではなく大根の上に振って、付けながら食べた方が良いと思います。

◾️金沢駅 ちくわ

金沢でおでん屋巡りをするきっかけとなったお店です。オープンなカウンター席のみで、店員さんとも距離が近いので、座りやすくて注文しやすいと思います。

この店は味付けより、出汁の香りとコクで食べるおでんです。ツユの味は先ほどの山さんより薄いのですが出汁が効いてます。そのせいで、おでん種の甘みを感じます。器にカラシが付いてきますが、付けない方が出汁を感じられて美味しいと思います。

◾️金沢駅前クロスゲート あまつぼ

あまつぼは店構えやカウンター内の店員さんを見ると、少しだけ敷居が高く感じます。客層もサラリーマンが多そうな、おでんが食べられる小料理屋といった雰囲気です。ハイアットホテルが入る、クロスゲートという名前の複合ビルだからかもしれません。

あまつぼは、おでん種の味でしっかり付いています。出汁は魚が強いが、種にはあまり染み込んでいないようです。大根が非常に美味しいですね! カラシが合うおでんだと思います。子供の頃から食べてきた、家庭のおでんに一番近い馴染みのある味でした。店構えとは対照的に、とても食べやすく感じました。

◾️結果

お腹がいっぱいになり、3店舗でギブアップ。でも、きっと消化は良いはずなので、夕飯もおでんにしようと思います。

夕飯は「ちくわ」に行きます。前回の金沢旅行で食べて、おでん屋巡りのキッカケになったお店です。他のお店も巡ってみて、やっぱり「ちくわ」が合っているようです。これは味だけではなくて、オープンなカウンター席で観光客が出入りしやすいこと、店員さんの接客がカフェっぽくて注文しやすかったことも要因です。

◾️14:00 金沢クロスゲート スターバックス

ホテルのチェックイン時刻まで、まだ少し時間がありますし、お腹がおでんで満タン状態なので少し休憩したい。

1階にスターバックスを見つけたので、席料代わりにコーヒーを買って少しお腹が落ち着くのを待つことにします。

スターバックスがまだ100店に満たない2000年頃の東京の店舗を思い出しました。あの頃は、お店のスペースも客も店員も、みんな余裕がありました。パソコン作業で占有する方や子供がまだ少なく、コーヒー好きが集まっていたと思います。店員さんの接客も馴れ馴れしい友達ではなく、客と店員という立場をわきまえて丁寧に接するものでした。

クロスゲートで接してくれた店員さんは、そういう時代を思い出させる気持ちの良い接客をしてくれました。あの店員さんなら、また来たいと思います。残念ながら東京からは遠いので、次がいつになるかは分かりませんけれど。

ひと息ついてから、今日の宿「ルートイン金沢駅前」にチェックインしましょう。

Updated: 2024年3月27日 — 11:47 AM