成人の日を含む土日月の三連休で、タイ王国バンコク都に行ってきます。

タイに行くのは四半世紀ぶりです。
1998年に人生初海外旅行でタイのプーケット島を訪れ、初の海外航空会社はタイ航空、そして初めての機内食も体験しました。その時は初物づくしの経験をしたタイ旅行でしたが、2度めの今回は旅程3日間ということもあり、移動が少ないバンコクに滞在します。
■06:30 成田空港
タイ航空の出発は午前9時45分。年末年始の混雑時期は過ぎているとはいえ、3時間前には空港に到着することが推奨されています。早起きして6時半過ぎの第一ターミナル国際線出発ロビーに到着しましたが、人通りはまばらです。

自動チェックイン機にタイ航空のボタンが表示されているので、これでいいのかとパスポートを読み込ませ、預け荷物のタグも印刷して貼り付け、この時点で7時前です。よしよし、早め早めに手続きが進んで順調だと、チェックインカウンターの列に並んでいたら、タイ航空のカウンターは7時15分オープンとのこと。全日空のマイルで航空券を取ったし、チェックインカウンターは全日空もタイ航空も同じ場所だからと思って並んだのですが、航空会社別に処理するんですね。しばし、椅子に座ってぼーっとしてました。


そうそう、預け荷物も機械受付でした。全日空国内線では何度も自動チェックインして、自動荷物預かり機?にバッグを預けていましたが、機械も画面操作も異なります。国際線は各社独自ではなくて、共通仕様になっているんでしょうか、ちょっとその辺の事情は分かりませんが。


ちなみに、預けたバッグには着替え、サンダル程度しか入っていません。ロストしても大丈夫なものしか入れていないため、紛失されてしまったらバンコクで買いなおすつもりです。バンコクにはユニクロもダイソーもあるみたいですし。
■08:00 朝食

保安検査、出国審査もするすると進み、搭乗口まで30分もかかりませんでした。この時点で出発の2時間前です。搭乗口近くにカフェがあるのは調べてあったので、そこで朝食を調達することにしています。免税店などの横を通って向かいます。

ですが、歩いて移動する途中で見えるのは、開店して賑やかに商売している土産物店、そして対照的にオープン前の灯りがついていない飲食店です。案の定、目当てのカフェも8時オープンでした。ここでもしばしの待ち時間です。カフェが営業開始してすぐにホットドッグとカプチーノ(1,330円)を買いましたが、おぉっと気のせいかもしれませんが、メニュー写真よりもソーセージがかなり小さく見えます。うーん、自分の老眼が進んだのでしょう、きっと。


そういえば、成田空港での両替レートは何と1バーツが5.06円でした! 1998年のプーケット旅行では3.6円くらいだったので、対ドルだけではなく対バーツでも円安がすごいです。ただ、タイ旅行関連のブログや動画では、バンコクのスワンナプーム国際空港で両替することが勧められていました。それに、バーツが必要になるのは空港からバンコク市街地に向かうARL(Airport Rail Link)の切符を買う時ですから、スワンナプーム国際空港で両替するつもりです。

■09:20 搭乗

搭乗が始まりました。機内で飲むために搭乗口近くの自販機で買ったポカリスエットも持っていきます。液体持ち込みは保安検査が面倒なので、搭乗口付近で買うようにしています。



機内は空席がちらほらあり、7割程度の搭乗率だと思います。座席配置は3-3-3で、自分が座った右窓側席(K列)の3列は真ん中が空席でした。
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機材はA350で、前方カメラ映像がシートテレビで見られます。うん、これはいいですね。ただ、座席ピッチはあまり広くありません。四半世紀前がどうだったか忘れましたが、あの時は家族3人が並んで座ったので他の人に気を使う必要がなく、シートピッチも気にならなかったと思います。


全日空が100%の安全を確認しているように感じるのに対して、タイ航空は80%程度でOKとしているようです。ベルト着用の確認がなく、ドアがいつ閉まったのかも分からず、離陸の案内放送も無かったようです。あっ、いや、これは自分の保安装備は自分で確認しろということなのでしょう。機内ビデオでちゃんと案内しているのですから。
ほどなくして西側方向に離陸しました。ぐるっと右旋回して太平洋側に抜けますが、その時に成田空港上空を通過していきました。そして九十九里浜を通り、房総半島の先端付近を通過する際、遠くに富士山が見えました。



そして、大島上空を通過する際、三原山の火口がしっかりと確認できました。ここ、映画ではゴジラが誘い込まれて、火口の溶岩に落とされて退治された場所です。まあ、その後の作品では富士山から出てくるので、退治されずに地中を移動したようです。
と考えながら見ていましたが、後から確認したら、見えていたのは三宅島でしたね。ここではゴジラvsメカゴジラの撮影が行われているので、まあゴジラ関連の島ということで。

■10:30 機内食
機内食の選択肢はチキンとトンカツだったと思います。先日、本格的なタイ料理であるヤマモリさんのレトルト「ガパオ」を食べたところ大変辛くて大汗をかいたので、機内で大汗は嫌だから辛くないのを食べたい、チキンを食べたいけれど、CAさんはタイの方なので日本語は通じない。チキンは辛いですか?って英語で何て聞いたらいいんだっけ。少し悩みましたが、CAが目の前に来た時に咄嗟に「I will choice non-spicy.」と言ってしまいました。文法的に正しいかは分かりませんが通じたようで、Non-Spicyと言いながらトンカツを渡してくれました。

内容はトンカツ(かつ丼?)、梅紫蘇ソーメン、ケーキ、パン、バター、水。見た目がかつ丼なのでその味を期待して食べると、カツの下には茹でたキャベツが敷かれ、カツ自体はソース味がついています。これはソースかつ丼なんですね、きっと。視覚から受ける印象と、舌が感じる味が違うため少し混乱して、久しぶりの機内食で一番美味しかったのは、梅紫蘇そーめんでした。
そういえば、食事と別タイミングでクラッカーも配られましたが、ニンニクが少し強く感じます。美味しいですが、機内で食べるのは少し遠慮したくなります。

■15:30 機内食(おやつ)
2食目はワンハンドタイプのチキンカルボナーラスティックパンが配られました。クリーム状のソースが垂れそうになってしまうのが食べづらくて難点ですが、すごく美味しいです。タイの会社の製品みたいですが、日本でも売っていたら買って冷凍庫に在庫したいですね。ただ、後味が少しスパイシーでした。辛いのが苦手な方は気をつけた方が良さそうです。


■16:00 タイ上空
ベトナムを抜け、ラオス国境を超えてタイ上空に入りました。日本は海に囲まれていて、陸路で外国に行くことが出来ません。陸続きの国境を、その上空を超えるというのは不思議な気分です。


そういえば、これまでに訪問したタイ以外の地は全て海から直接入国だったように思います。と思って列挙してみましたが、ニューヨークはカナダとの国境を跨いでました。アメリカ(アラスカ)=カナダ=アメリカと2回国境を越えているはずです。
・プーケット島(バンコク乗り換えだったので、ラオスとの国境を跨いでますね)
・グアム島
・サイパン島
・ニューヨーク マンハッタン島(カナダとの国境を跨いでますね)
・ロサンゼルス
・ハワイ オアフ島
・台湾
そして、旅行先は島が多いことにも気がつきましたね。