2025/01/11 バンコク(2.スワンナプーム国際空港、空港鉄道ARL、地下鉄MRT)

バンコク スワンナプーム国際空港に到着します。

※ここからはタイ時間です。

バンコクが近づいてくると、奇麗に区画整理された田畑が見えてきました。ほとんど水田だと思いますが、これはまた随分と細長い区画割りです。そして、都市部に近づくと、その区画のままで都市化されているようで、宅地や工場・倉庫などが細長い長方形で建設されていました。

空港には南側(海側)からアプローチするようです。海に出てから、ググっと右旋回して北方向に向きを変えました。すると海岸近くの細長い長方形の区画割りが田畑の緑色ではなく、滑らかで暗い水面のように見えます。
タイはエビの養殖が盛んと聞いたことがありますので、たぶん養殖池なのでしょう。

■15:00 タイ到着

スワンナプーム国際空港に到着しました!

スワンナプームが開港したのは2006年だそうです。プーケットに行ったのは1998年なので、そのときに乗り換えしたのはドンムアン空港なのだと思います。ということで、初スワンナプームです。

離れ小島ターミナル(といっても巨大ですが)から、入国審査が行われるターミナルまでは、ターミナル間を走る無料の地下鉄で移動しました。その地下鉄までも延々と歩きました。初めてのスワンナプーム空港なので、皆さんの流れに付いていきつつ、案内看板のArrivalやImmigrationなどの文字を頼りに歩きました。

■eSIMが有効化できない

入国審査待ちの行列に並んでいる間に、日本で買ったインストール済みのeSIMを有効化しようと、、、、あれ?! 説明書とiPhoneの画面が違う。設定しろと書かれている項目がiPhoneに無い。設定しろと書かれているのはたった3項目しかないのに、そのうち1項目が画面にありません。3項目のうち2つはボタンをオンにするだけで、無いのは唯一の入力項目です。えぇぇぇ~、これじゃ、タイでiPhoneが使えないじゃないですか。電話番号付きeSIMのため、電話会社からSMSで「設定は有効になったよ、ご利用ありがとうございます」的なメッセージが飛んできました。でも、Internetが使えない。どうなってるんだ?

えぇぇい、ここで悩んでも仕方ない。入国したら両替屋でタイバーツを入手するので、その時に近所でeSIMを買います!

■入国審査、税関

審査官のブースが何箇所もありますが、フォーク型になっているような気がする列の並び方がよく分からないです。整理をしている係の人がきちんと指示しないために、審査待ちの人はどこのブースに行けばいいのか分からずに、何となくフワフワっと並んでいるような並んでいないような。

「審査官との会話」

審査官:(手招き)
自分 :サワディーカップ。
   (パスポート、航空券、書類諸々(航空券e-ticket、ホテル予約メール、eSIMのQR)を提出)
検査官:サワディークラップ、フィンガー。
自分 :イエス。(両手の4本指をスキャナに乗せる)
検査官:オッケー、サム。
自分 :ヤー。(両手親指をスキャナに乗せる)
検査官:カメラ。
自分 :(正面カメラに顔を向ける)
検査官:オッケー → パスポート等を返してくれる
自分 :コップンカップ。
検査官:コップンクラップ。

男性の語尾は「カップ」じゃなくて「クラップ」なんですね。

それにしても質問は一切無しでした。「観光それとも仕事?、どこに泊まる?、何泊する?、観光はどこに行く?」といった定番の質問も無しです。ただ、前の人たちの時よりも少しにこやかだったように思います。タイの言葉で挨拶したのが良かったのかもしれません。

預けた荷物を回収して、税関は「申告物品なし」の通路を歩くだけ。そして、お迎えの人たちでごった返す到着ロビーに出ました。

おおっと、とてもあっさりし過ぎていて、ハンドキャリーなら禁制品も持ち込みできてしまいます。大丈夫なのか他人事ながら心配になりました。

■16:00 バーツ両替、eSIM買う

市街地に行く電車ARL(Airport Rail Link)は地下2階にホームがあります。そして、お目当ての両替屋Super Richも地下2階です。他の両替屋のレートも見ながら端っこのSuper Richへ行きましたが、両替レートは全店横並びでした。Super Richは混雑していたため少し離れたHappy Richで両替しました。そして、1万円が2,160バーツになりました。ということは、4.6円/バーツです。1998年のプーケットでは3.6円くらいでしたから、タイバーツに対しても日本円が弱くなってますね。

嘆いてもしょうがないので、次はeSIMを確保します。

もうお店を探すのが面倒なので、Happy Richの並びにあるSmile wifiで買いました。何日分が聞かれたので、3日と答えるとパケット無制限を勧めてきました。うーん、動画を見るわけではないからそんなにいらないと思い、1GB/日 x 3日分(135B)で契約しました。SNS投稿や家族へのメールくらいしか使わないですから、これでも半分以上は余ると思います。ただ、ここはクレジットカード払いできたので有り難いですね。

タイでの通信環境も手に入れました。なにかあってもネットで調べられるため、これで安心です。さあ、バンコク市内に移動しましょう。

■ARLとMRTでホテルへ移動

スワンナプーム空港からバンコク市内まで行くにはタクシーなどもありますが、鉄道に乗りたいのでARL(Airport Rail Link)に乗ります。5駅先のMakkasan駅まで行って、地下鉄MRTに乗り継ぎます。

券売機は液晶のタッチパネルで、タイ語と英語が選べました。

券売機から出てきたのは、丸いプラスチックのコインです。乗る時の改札でタッチするとゲートが開いて、降りる時の改札でコインを入れるとゲートが開きます。このコインを使った仕組みは、桃園空港から台北市内まで乗った空港アクセス鉄道と同じです。

マッカサン駅に到着しました。ARLの車両は揺れが穏やかで、加減速がとてもスムーズでした。JR東日本の特急車両に似ています。混雑して座れなかったので、シートの座り心地はわかりませんでした。

マッカサン駅の下からスクンビット方向を見ると、高い建物がニョキニョキと生えています。バンコクってもっと田舎なのかと思っていました。

ARLは全線高架ですが、タイ国鉄の線路の上空に建設したようです。地上線路の踏切で遮断機が降りて警報が鳴り、ローカル線の車両がやってきました。

やっぱりここは駅ですね。事前に調べてはいましたが、列車が停まることが分かって安心しました。明日、少し乗ってみます。

そして、地下鉄MRTペッチャブリー駅からスクンビット駅まで(17B)、ひと駅だけ乗ってホテルに向かいます。

地下鉄の入り口には金属探知機ゲートをくぐる必要があります。

ただ、面白かったのはクレジットカードのタッチで乗車できることです。乗車時に改札でクレジットカードをタッチするとゲートが開きます。

そして降りた後で改札にタッチすると、ゲートが開きます。この時の乗車運賃は買い物と同じようにクレジットカードの利用記録が残ります。

あっ、タイのエスカレーターは右が止まる人、左が歩く人のようです。

地下鉄MRTのスクンビット駅で下車しました。MRTの地上出入り口はだいたい、こんな扇形の屋根に統一されていて分かりやすいです。スクンビットは緑でしたが、場所によって色は異なるようです。

ここからホテルまでは徒歩数分でした。

Updated: 2025年2月1日 — 9:43 PM