2022/08/08 東京半蔵門 (1.グランドアーク半蔵門、甘味処おかめ、築地青空三代目)

近場の半蔵門でタラタラとするホテルステイ。グランドアーク半蔵門に2泊します。

新型コロナの感染拡大が収まらない中ですが、観光需要は戻りつつあります。羽田空港にも新幹線にも利用者が多く見られます。ただ、海外旅行はまだまだ戻らない状況です。

そのような中の夏休みは、昨年に続いて都内のホテルに宿泊することを選択しました。昨年の8月は、コンフォートホテル清澄白河に2泊して清澄庭園を訪れていました。今年のグランドアーク半蔵門は、皇居のお堀沿いに建っています。皇居の森を借景として楽しんだり、散策したり、近場をウロウロしたりといった過ごし方をするつもりです。

そして今日、8月8日は月曜日です。つまり2泊3日は全て平日です。でも、8月11日の木曜日が山の日で休日ですから、もしかしたら同じように連休している人がいるかもしれませんね。

暑さのピークになる前の午前中に、自宅からホテルまで移動します。

■グランドアーク半蔵門 11:30

地下鉄半蔵門駅から徒歩約2分くらいの距離とはいえ、炎天下の2分は長く感じられました。半蔵門駅は技術系セミナーで訪れたことがあるくらいで、遊びで来たことはありませんでした。

ホテルに到着してロビーフロアで見上げると、6階くらいまで吹き抜けになっていました。

■Patio(パティオ)

14時のチェックインまでにはまだ時間があります。お昼ご飯をどうするのかも決めていないし、半蔵門駅から歩いてきて暑いし、とりあえず一階のPatioで少し休憩しながら考えます。グレープフルーツジュース(570円)、アップルビネガーソーダ(620円)を注文しました。

■昼食 甘味処おかめ麹町店 12:00

当初の予定では、近くにある「福扇華(ふくおか)」というお店で食事することを考えていました。福岡県のアンテナショップというかレストランで、2021年3月の千鳥ヶ淵花見のときに食事をしていました。ランチが千円台なのに、店内も綺麗で、食事も美味しくて、店員の対応もとても良かったので、今回も第一候補に考えていました。ですが、2022年3月末でいったん休業となってしまっていました。

さてお昼はどうしようかと悩んで、ホテルと半蔵門駅の間をぐるっと回ってみましたが、いまひとつ惹かれるお店に出会えませんでした。ホテル前の甘味屋さん「おかめ」がありましたが、「あんみつ」「ぜんざい」じゃあお昼にならないなと思いましたが、「雑煮」「おでん」といった食事になるメニューもありました。お値段も1,000円前後でお手頃なので、こちらで食事をとることにしました。

洒落た店内でしたが、お店の人は昔からやっている街の甘味屋さんといった感じで、気さくなとても話しやすい対応でした。

お雑煮(840円)、甘辛弁当(1,040円)を食べることにしました。お雑煮は優しい味でしたね。甘辛弁当は茶飯にぎりやおはぎもあり、少しずつ味を楽しむことができました。

妻が食べたお雑煮の具は、おもち、麩、かまぼこ、椎茸です。

そして、自分が食べた甘辛弁当は左上から右回りに、沢庵・昆布、ゴマ塩、おでん、吸い物、おはぎ、茶飯握り、でした。ゴマ塩は茶飯握り用です。

食べ終わった後、食後のかき氷やあんみつを勧められましたが、お腹いっぱいになりすぎると動けなくなるので、今回は遠慮しておきます。そういえば、食事時なのに、かき氷やあんみつが運ばれていました。近くのオフィスで働いている方々なんでしょうね。

■グランドアーク半蔵門 チェックイン 13:00

少し早いのですが、チェックインできるか尋ねてみるとOKとのこと。ありがとうございます。

朝食券と喫茶券をもらいました。朝食券は2人x2日の4枚、喫茶券は2枚です。この喫茶券は、オフィシャルのWebサイトから予約するともらえるとのこと。ホテル一階のPatio、4階のラ・メールで使えます。

部屋は13階で、フロア全体が禁煙でした。これは嬉しいです。

建物自体が扇型をしているため、廊下も緩くカーブしています。

部屋に入ると、窓から見える景色は…..

そこには、皇居のお堀、

そして、隣の国立劇場や国会議事堂などの行政機関、その向こうにはオフィスビルなどが立ち並んでいました。部屋に「眺望の案内」がありましたが、まさにそのままの景色を楽しむことができました。

今回のお部屋はセミダブルベッドです。

室内のアメニティ類は、コーヒーなど、寝巻き、金庫、冷蔵庫です。

ベッドサイドには照明のスイッチ、時計、ブックライト、電話、メモ帳。ドア近くにはクロークのスペースがありました。

バスルームのアメニティは、歯ブラシなどの一般的なもの、コーセーの洗顔フォームやスキンローション、バスタブにはコーセーのシャンプー・リンス・ボディソープが置かれています。

女性的にはスキン・ローションが嬉しかったようです。男性としては、貝印の髭剃りがとても良かったですね。業務用の「エアロ3」だと思います。貝印さん本体には掲載がありませんが、検索すると画像や通販がたくさん出てきました。様々なホテルのアメニティで髭剃りが置いてありますが、貝印が一番綺麗に剃れるし、肌にも優しかったです。

そして、エレベーターの近くに飲料の自販機がありました。特定フロアだけではなく全フロアにあるので、ジュースを買うためにエレベーターに乗って移動する必要はありません。これは楽でいいですね。

■夕食 ぱいかじ銀座八丁目店 20:00

2021年12月の沖縄旅行で食事をした国際通りの「ぱいかじ」が美味しくて、東京に戻ってから銀座のお店に行く機会を探っていましたが、今日がその日です。

半蔵門線で半蔵門〜青山一丁目、銀座線で青山一丁目〜新橋、と乗り継いでやってきました。

ですが、結果的にはお店で食事をすることはありませんでした。禁煙席がなく、お店の方からも仕切りなどがないため煙は来てしまいますと説明されました。那覇の国際通り店が全席禁煙で、グルメサイトに銀座八丁目店も全席禁煙と記載されていたのですが、事前にお店に確認しておくべきでした。

お店の方が、ちんすこうをくださいました。この心遣いはありがたいのですが、禁煙になりませんかねぇ。そうでないと、ちょっと食事するのは無理なんですよね。

■夕食 築地青空三代目 銀座三越店 20:30

さあ、気を取り直して、夕食のお店を探します!

ですが、すでに20時を過ぎた時間で食べられるところを探すのかぁ。うーん、どうしよう…….

そうだ、三越に行けば何かあるだろう! 困った時の三越頼み、ということで銀座三越へ。

本館は営業終了していましたが、新館のレストランフロア(11、12階)はまだ営業中でした。どのような料理が食べられるのか、グルっと回ってみました。その中から、寿司屋の築地青空三代目で食事することにしました。回転しないお寿司屋さんは久しぶりです。

初めて入るお店のため、どのような寿司が食べられるか分かりません。セットメニューの「青空の八貫」を頼んでみました。最初にアレルギーがあるか質問されました。最近は、少し高めのお店だと必ず聞かれますね。

写真は撮れませんでした。そういう雰囲気のお店でなかったし、カウンターに案内されたため、板前さんの目の前では、スマホで撮影するのが憚られました。

しかし、ネタはよく見かけるものですが、どれも工夫されています。岩塩を振ったり、炙ったり、煮切りを塗ったり、柚子を絞ったり。なかでも鯵の握りが美味しかったですね。バジルが乗っていて、「刺身にバジル?」と疑心暗鬼になりながら口に入れましたが、これがまた美味しい! 八貫を食べ終わってから鯵の追加をお願いしましたが、残念ながら品切れになってしまったとのこと。

三越のライオンもマスクをしていました。

銀座4丁目の交差点は相変わらず、キラキラしてます。

お腹も満たされたことだし、ホテルに帰って汗を流します。21時過ぎているのに、相変わらず暑いです。

来る時と反対に、銀座線で銀座〜青山一丁目に乗り、

半蔵門線で青山一丁目〜半蔵門と乗車して、ホテルに戻ってきました。

■風呂 22:00

ホテルに戻って汗を流しました。

そうそう、アメニティの髭剃りが貝印でした。様々なアメニティの髭剃りを使ってきましたが、貝印がベストですね! 綺麗に髭が剃れるのに、肌は痛くなりません。そういえば、これまでにシャンプーなどで良かったのは、ANAインターコンチネンタル万座ビーチリゾートのアグラリアでした。アメニティでホテルを選択したことはありませんが、でも、宿泊体験の向上には繋がるし良い印象も残ります。

窓の外から高層ビルの灯りが見えます。月曜日だから、残業している方々なんでしょう。みなさまお疲れ様です。明日の朝は皇居のお堀を散歩するつもりです。私は寝ます、おやすみなさい。

Updated: 2022年8月13日 — 3:45 PM