2019/12/13 台北0泊3日(1.日本出国〜台湾入国)

人生初の台湾です。そして、これまた人生初のLCCを使います。さらには0泊3日の旅程も初めてです。そんな初めてづくしの台湾旅行に行ってきました。

■20:30 なにはともあれ、飛行機に乗らないと始まりません。今回は費用優先でピーチ航空の深夜便を選択しました。成田航空22時発のため、20時にはカウンターに行きます。電車を降りて、成田空港第二ターミナルから第三ターミナルに移動します。地面にTerminal3 520m と書かれています。えっ!? この寒い外の道を520mも歩くんですか?

と思っていたら、第三ターミナルに行く無料バスがいました。とりあえず、これに乗ります。

バスを降りたら第三ターミナルですが、ものすごく工事中の感じを漂わせています。確か、第三ターミナルはLCC専用に作られていて、かなり前にオープンしてたはずです。

悩んでも仕方ないので、第三ターミナルに入ります。

第三ターミナルの中も陸上競技のトラックのような色使いです。100m走の真似をして子供が走りそうです。天井を見ると、骨組みや配管が丸見えです。

ピーチ航空は自分で端末を操作して搭乗券を発券するようです。

発券できました!

そうそう、今日の格好は長袖シャツにダウンジャケットを着ています。これで丁度良い感じです。東京の最高気温は10度くらいですが、台北は20度のようです。気温の変化に対応できる服装にしてきました。

そして、手荷物はこれだけです。エコバッグ、地球の歩き方、帽子。できるだけ身軽で行きたくて、どこまで荷物を減らせるか考えた結果です。パスポートはダウンジャケットのポケットに突っ込んでます。

成田空港第三ターミナルにもお土産やさんの「Fa So La SOUVENIR AKIHABARA」がありました。2018年のハワイ旅行で第一ターミナルを使いましたが、そこにもありましたね。秋葉原という地名は、外国の方には抜群の知名度があるようです。

AKIHABARAで、北海道でしか買えないはずのじゃがポックルがありました。買いたいですが、荷物を増やすわけにはいかないので我慢します。

あっ、「ひよ子」がありましたが、そして東京名菓と買いてありますが、本当は福岡のお菓子です。福岡市に住んでいたことがあるので分かります。福岡県民にお土産として渡してはいけないお菓子です。

保安検査場がこれまた工事中というか仮設というか、とにかくお金がかかっていないことを主張する景色になっていました。

出入国管理を通過する際、出国手続きが機械になっていました。パスポートを読み取らせて、顔写真を撮って、出国手続き完了! あれ?パスポートにスタンプ押してくれないの?

と思ったら、その先に係官がいました。スタンプは基本的に押さないようです。でも、希望すれば押してもらえます。

パスポートにスタンプが溜まる方が嬉しいので、押してもらいました。これ、もしかして、帰国するときも同じようにスタンプ省略なんでしょうか。人件費削減のためかもしれませんが、スタンプって海外旅行しました!という気持ちが高まるので、絶対に押してもらいたいと思います。

そして、搭乗ゲート前の待合室!? 成田空港第三ターミナルはLCC専用と聞いたことがありますが、本当にお金かけてないですね。金網で囲われたところが搭乗ゲートのようです。

そして、困ったのが食事です。保安検査を通った後で、食事できるのはカフェの1店舗だけでした。それなのに、食事系は終わっていて、ドリンクだけになっていました。第三ターミナルを使うときは、保安検査を通る前のフードコートで食事をした方が良さそうです。

今回は自宅で軽く食べてきたので、どうしても食べる必要はなかったのですが、これから4時間近いフライトだし、機内食も無いみたいなので搭乗ゲート前で食べたかったんです。仕方ないので、台湾に着くまで我慢ですね。

金網で囲われた搭乗ゲートです。なんだか、収監されるような雰囲気を漂わせています。

階段を降りて行きますが、いや本当にただの階段です。それも非常階段といった感じです。

搭乗するのは、左奥に見えるピーチカラーの飛行機でしょうか。

バスで運んでくれました。

さあ、タラップを昇って搭乗します! 写真だと分かりませんが、機体の塗装が剥げているところが素人目にもはっきりと分かりました。そういうところでもコストを削減して、運賃を安くしているのだと思います。

機内に入ります。

うわっ、狭い。座席ピッチがとても狭いです。前座席の方がシートを倒そうものなら、頭が目の前にやってきます。

膝が当たりそうな位の狭さです。わざと浅く腰掛けているのではありません、シートに深く腰掛けていて、この状態です。低料金を実現するにはこれくらいのことをしないといけないようです。でも、ずっと以前の飛行機って、これくらいのシートピッチだったような気もします。フルサービスキャリアはシートピッチを広げる方向になっていますけどね。

そして、座席のポケットを見ると擦れて色が落ちいてるところがあります。これもフルサービスキャリアでは見たことがありません。コスト削減って、大変なようです。

■22:20 ほぼ定刻で成田空港を出発しました。さあ、台湾の桃園空港まで寝ます!

機内では全てが有料でした。お茶やお水、食事も含めて運賃とは別会計です。台北の桃園空港まで3〜4時間なので、飲まず食わずで我慢します。

機体の座席配置は 3列 + 3列でした。座席指定をしなかったため、C列という廊下側の座席になりました。ただ、トイレに行きやすかったのは良かったです。このシートピッチでは、窓側A列の方はトイレに行きにくいですよね。

シートテレビは無し、天井に設置されたテレビも無し。座席にはイヤホンジャックも無し。つまりエンターテインメント系の設備はありません。映画を観ることもなく、落語や音楽を聴くこともなく、ただひたすら到着までじっとしているだけです。これがLCCなんですね。とても貴重な経験になりました。

成田空港から約3時間の飛行で、台湾の桃園空港に到着しました!

■2019/12/14 01:30(台湾時間) しかし、問題は台北市内に行くための鉄道が動いてません。朝6時前後が始発なので、それまで空港で仮眠します。

おっと、成田空港ではバス移動でしたが、桃園空港ではボーディング・ブリッジです。

入国カードはオンラインで記入済みでした。パスポートだけ出すと、両手人差し指の指紋を読み取って終わり。何も質問されませんでした。

台湾は何回めですか。仕事ですか、観光ですか。何日滞在しますか。ホテルはどこですか。帰国便のチケットはありますか。

そういうことを聞かれたらどうしよう、台湾の言葉は分からないし、英語で答えれば何とかなるんだろうか。などと考えていましたが、本当に何も質問されませんでした。入国カードをオンライン記入した、ということも言う機会がありませんでした。

こんなに緩くていいんでしょうか? あっ、入国カードをオンライン記入したから、その情報が係官の端末に表示されて、質問不要ということになったのかも、または日本のパスポートだからフリーバスに近いのかも。真実は分かりませんが、トラブルなく入国できてなによりです。

モスバーガー? しかも24時間営業! お腹は少し空いてますが、台湾に来てまでハンバーガーは食べません。台北の街に行くまで我慢します。

ソファで寝ている人がいますが、自分もこれから寝ます。

その前に台湾ドルに両替します。

3,000JPY が 770TWD ほどになりました。だいたい、1台湾ドルが4円です。あんまりレーとがよく無いですね。

ここでふと気がつきました。桃園空港〜台北駅の鉄道が片道150TWD。そして、台北Metroの1日乗車券が150TWD。交通費だけで500TWD近く使ってしまいます。食費が無い! 慌てて、さらに3,000円を両替しました。

桃園空港〜台北駅の鉄道切符は自動販売機で買いますが、500TWD紙幣は使えません。できれば、両替するときに全て100TWD紙幣にしてもらった方が良さそうです。

■02:30 日本で申し込みだWiFiルーターも引き取ります。ここは、宅急便の窓口です。なぜ、宅急便の窓口で受け取るのでしょうか? もしかして、お店留めの配送になっているのかもしれません。つまり、宅急便店舗をWiFiレンタルの窓口として利用しているんですね、きっと。

宅急便で送られてきたWiFiルーターを引き取りました。

内容物は、WiFiルーター本体、ACアダプタ、USBケーブル、モバイルバッテリーの4点です。これで、台湾でもインターネット使い放題になりました。

朝まで時間が沢山あると思ってゆっくりしていたら、寝る場所がなくなってしまいました。仕方なく、無料パソコンのブースで椅子を並べて横になりました。ただ、それが逆に良かったかも。パソコンはとても便利でした。交通費を安くあげるにはどうするか。大きな画面で調べることができました。これは、スマートフォンみたいな小さな画面では無理でしたね。

こうやって、3つの検索結果を表示しながら、切符の購入を検討しました。その結果、(1)「桃園空港 = 台北駅」の移動は片道の切符を買う(150TWD x 2回)、(2)「台北市内」は台北Metro+バスの一日パス180TWDを買う、これが一番良いと分かりました。

そして、空港でトイレ使ったんですけど、個室の中に大きなゴミ箱があるんです。トイレットペーパーは横のゴミ箱に捨てると読んだことがあるのですが、本当なんですねぇ。

■06:00 そうこうしているうちに朝6時になりました。空港MRTに乗って台北市内に向かいます!

Updated: 2019年12月21日 — 6:18 PM