2019/12/14 台北0泊3日(2.朝食、台北101、2階建バス)

■06:00 台北駅に行く電車が動き出したので、桃園空港から移動します。

地下の駅に向かうと、自動券売機がありました。

券売機の画面は表示言語が選べます。日本語を選択すると、画面の一番下に「紙幣がご利用可能です NT100 NT200」と表示されました。両替した500台湾ドルを崩そうと思ったら使えないんですよ。台北での食事は100台湾ドルもあれば食べられるそうですが、そこで500元紙幣を出して受け付けてもらえるのか、少し不安です。

台北駅まで150元。お金を入れて出てきたのは切符ではなくて、プラスチックのおもちゃみたいなコインでした。

ただ、このコインはおもちゃではなくて、たぶん中には電子チップが入ってます。JR東日本のSUICAのように、改札にタッチするとゲートが開いて通れます。

電車はホームドアというレベルではなく、ホーム全体が透明のパネルで線路と区切られています。これなら、ホームに落ちる人は激減するでしょうね。日本だと、東京の汐留から出ている「ゆりかもめ」が同じ構造になっていますね。

桃園空港から1時間弱、電車に揺られて台北駅に着きました。

改札を出るときは、切符代わりのコインを改札機に投入します。

そして、台北Metroの台北駅で「台北市Metro + バス」の一日パス(180元)を購入します。市バスに乗るかどうか分かりませんが、後から追加はできないので買っちゃいました。Metoroだけの一日パスなら150元でした。

一日パスは紙ではなくて、結構しっかりした名刺サイズのプラスチックカードです。これで、台北市内の移動が楽になります。地下鉄の利用で果たして180元も使うのか分かりませんが、運賃の損得を計算して行動を制限するより、「乗り放題」は移動の選択肢がはるかに広がります。ちなみに、台北駅〜台北101は25元なので、4往復すると200元になって元がとれる計算になります。これから12時間もあるので、それくらい乗る可能性は高いですね。

台北駅の裏側から外に出ました。立派な駅舎です。

台北駅周辺をウロウロすると、歩道にも車道にもバイクが停まってます。バイクといっても、ほぼ99%はスクーターです。

ちょっと数百メートル駅から離れてみましたが、それでも同じように大量のスクーターが駐輪しています。

なんと、警察のスクーターも路上駐車です。よく、台湾の景色として、洪水のように流れる大量のスクーターが紹介されることがあります。みなさんの生活の足になっているんですね。その代わり、自転車はほとんど見かけませんでした。

■08:00頃 お腹が空いているのを忘れてました。街をウロウロしていたら、ひと駅歩いてしまって、台北Metroの中山駅付近に来ていました。裏通りで見つけた、民家の軒先のような場所で朝ごはんを買いました。

40〜50歳代の女性が店番をしていて、日本語と身振り手振りで会話して何とか購入することができました。あまり外国人が来ないエリアなのか、戸惑っているようでした。でも、「ひとつ?」「ありがとう」は日本語でしたね。台湾が日本だった昔に教育を受けた高齢の方は、日本語が話せるそうです。でも、この女性はそれほどの年齢には見えませんでした。

最後は笑顔で「ありがとう」とお礼をしました。同じ東洋人ということもあり、外国ではなく近所で買い物をしている気分でした。

購入した朝ごはんです。左から、もちもちの焼きうどん、パクチーの湯葉巻き揚げ、何だか分からない肉、です。小さな緑色のパックはキュウリの漬物でした。これで90元、日本円に換算すると350円くらいでしょうか。

近くの公園で食べました。薄味でしつこくなく、美味しかったです。焼うどんは、あまり食べたことがない調味料が隠し味になってました。人参、椎茸、タケノコ、白菜、油揚げが具材になっていたと思います。

パクチーの湯葉巻き揚げ。これが、とても美味しかったんですよ、また食べたいです。甘めのタレが別袋で付いていて、それをかけると本当に美味しかった。焼うどんが大量でお腹がいっぱいになってしまいました。そうでなければ、もうひとつ買っていたと思います。

何だかわからない肉は、一切れしか食べれませんでした。独特な調味料、いま思えば八角だと思いますが、それが強すぎました。

朝食は「豆乳と揚げパン」にしようと考えていましたが、行き当たりばったりで見つけた、こんな朝ごはんもいいですね。

■09:00 地下鉄で中山駅〜台北駅〜台北101へと移動。台北で一番高い建物、台北101の展望フロアに行って見ます。

台北101の前に「LOVE」というオブジェがありましたが、日本の新宿にもあったような気がしますが、関連があるのでしょうか?

そして、台北101には登りませんでした。5階が展望フロアへのチケット売り場になっているのですが、長蛇の列でした。1階からエレベーターで5階に上がってチケット売り場にいくと、結構な列ができていました。100人? 200人? あれ、階段にも繋がっていて4階にも列ができています。大げさかもしれませんが、500人以上が並んでいました。これではチケットを買うまでに何時間待つのか分かりません。

ということで、台北101は諦めて、台北駅前発のオープントップバスで市内をぐるっと一周します。地下鉄で台北駅に戻って来ました。

台北駅の表通りはビルが立ち並ぶ、東京と変わらない景色です。

だんだんと暑くなって来ました。ダウンジャケットは不要な気温です。

さあ、台北市内を走るオープントップバスに乗ります! 台北市内をぐるっと回ってくれるので、主な観光場所の位置を把握できたり、街の様子をざっと見たりできます。

レッドコースに乗って、台北101に向かって走るバスから撮影しました。

音声ガイドが全ての席に設置されています。日本語も選択できました。

台北駅前を出発して、市内をぐるっと回ります。

十数階建てなのに、なんだか外壁が壊れそうな感じのビルも表通りに建っています。

台北101が見えて来ました。

オープントップバス、その名前の通り屋根なしバスです。持ってきた帽子が役に立ちました。

この建物は商業ビルではなく、住宅に見えます。

これも住宅ですね。外壁補修をしているのかいないのか、とても古いからなのか分かりませんが、とても年月を感じる外観です。

そんな古い外観の建物がありつつ、数軒先ではきらびやかな百貨店が建っています。この混在した感じが、不思議な街並みを作っていました。

オープントップバスで市内を回って、「国父紀念館」の場所が分かりました。衛兵交代式が有名なので、見に行くことにします!

Updated: 2019年12月24日 — 2:11 AM