2019/12/13-15 台北0泊3日(6.お金のこと、補足など)

時系列では書きづらいこと、お金のことなどを書きます。

■お土産 定番のSunny Hills、空港で買ったバイナップルケーキです。どちらも美味しいですが、Sunny Hillsはパイナップルの素材をそのまま味わう感じです。しかも、一個が大きいので、帰って来てから朝ごはんのパン代わりに食べてました。空港で買ったパイナップルケーキは、とても甘くてオヤツに丁度いいお菓子です。

■ガム 台北駅のコンビニで買ったガムは、とても懐かしいものでした。WRIGLEY’Sのガムは、1999年のニューヨーク出張でダース買いしていた定番のガムです。まさか、ここ台北で再開するとは思いませんでした。

◼️台湾で食べた物 街をウロウロして色々と食べたような気がします。焼うどん(90)、焼売(100)、メロンパンのアイスサンド(55)、胡椒餅(55)、フルーツティー(55)、ガム(25)、ガパオ(200)、紅茶(25)。全部で605元になりましたが、日本円換算で2,000円ちょっとです。安くあがりました。

■0泊3日になった理由 家族が台湾に興味がなく、ひとりで行くことになってしまいました。台湾2泊3日程度だと3〜4万円のツアーがたくさん見つかったため、その程度の旅費を考えていましたが、曲者なのが一人部屋追加代金です。ホテルの部屋を一人で使うために支払う追加代金(と理解しています)ですが、台湾ツアーだとだいたい1.5〜2万円程度でした。

例えば、3万円のツアーに二人で行くと「3万円 x 2人 = 6万円」です。なのですが、ひとりだと「3万円 + 一人部屋1.5〜2万円 = 4.5〜5万円」という計算になります。つまり、2人だと6万円なのに、ひとりでも4〜5万円必要です。ちょっと、ひとり旅の割高感が強過ぎます。

飛行機の時間を調べてみると、深夜便を使えば台湾に丸一日滞在できることが分かりました。それなら、いっそのこと航空券(2.7万円)だけで行ってみようと思い立って、今回の0泊3日弾丸ツアーになりました。

◼️持ち物 0泊だし、歩くことも考えて、できるだけ荷物を減らしました。

エコバッグ、パスポート袋(無くさないようにシャツの中にぶら下げる)、ボールペン、iPhone充電ケーブル、地球の歩き方、その食事ページコピー、チケットなどコピー(入国カード、搭乗券、WiFiレンタル)、帽子。メモ帳を持っていくようにガイドブックに書いてありましたが、コビーの裏に書けばいいので省略できました。

もちろん、財布とiPhoneも持って行きました。財布の中には、VISAとJCBのクレジットカードを入れてます。ハワイのウォルマートでVISAが使えなかった経験があるため、クレジットカードの2枚持ちは必須です。

もう、これはご近所に買い物に行く+αのレベルです。ただ、エコバッグは必須でした。台北は東京よりも暑いので、抜いだ上着を入れますし、レンタルしたモバイルルーターも入れます。そして、帰りにはお土産が入りました。

◼️漢字文化圏 日本も台湾も漢字を使います。でも、字体や意味、用法が違うようで、見ただけで何となく分かるということはありませんでした。併記されている英語の方がまだ分かります。

ただ、有難いのは日本語が結構通じるんですよね。朝と昼は、自分よりも歳上と思われる女性の屋台でした。日本語で買い物ができました。

また、一芳の店員は20代の女性でしたが、日本語と英語のちゃんぽんで何とかなりました。夜市でも日本語です。

駅の案内の方も英語混じりの日本語で何とかなりました。

台湾の方に負担を掛けてしまいましたが、最後に笑顔で「ありがとう、謝謝!」と言えばお互いに大丈夫な気がします。

最初の店で何気なく「こんにちは」と声をかけたら、日本人だと察してくれたようです。その後からは、日本人アピールをするために、日本語で声を掛けるようにしていました。一芳の時には「フルーツティーをください」と声をかけました。

◼️LCCは台湾往復が限界 聞いてはいましたが、シートピッチが狭くて窮屈でした。シートに深く座っても、膝が前の座席にぶつかりそうです。ずっと以前は、フルサービスキャリアでもこのシートピッチだったような気がします。ですが、フルサービスキャリアは、シートピッチを広げる方向です。それに慣れているので、この機材のシートは閉塞感が強くて、落ち着きません。

もし、また乗るとしても、台湾程度の4時間以内が限界。それより遠い所、例えばハワイだったら絶対に絶対に選びません。逆に1~2時間程度の国内線なら、十分に選択肢に入ってきます。

料金とサービスのトレードオフ基準として、今回のピーチ航空は良い物差しになりました。

航空機を単なる移動手段と捉えるか、空港に着いた時から旅行をスタートさせるのか、その視点で考えてもいいかもしれません。フルサービスキャリアとローコストキャリアに求めるものは全く異なることを報道や雑誌などの媒体からではなく、実体験から学んだような気がします。空港ターミナルの設備や機内サービス、機材内容が全く違いましたから。

※相違点 機内サービス無し(お茶・水)、食事無し、座席モニター無し、シートピッチ狭い、機内誌無し、CA少ない、ボーディングブリッジ無し、簡素な空港ターミナル、機体塗装剥げあり、座席シートも剥げあり。

◼️まるで国内旅行 距離的には沖縄の少し先で、東洋人の国、日本語が少し通じるし、台北メトロの案内放送は日本語もありました。看板に日本語が併記されているところもありました。国内旅行と思ってもいいくらいです。今回のような日本深夜発&台北深夜発という極端なものでなくても、ご飯を食べに台北に行くというのもありだと思います。

■トイレ事情 海外旅行をするときに、一番困るのがトイレです。食べる方は我慢できますが、トイレには我慢の限界があります。ただ、今回は全く困りませんでした。台北Metroの駅にはどこでも、綺麗なトイレがありました。ですので、駅を起点にした行動を考えれば、トイレには困りません。これは想定外でしたが、とても有難いことでした。海外旅行ではトイレがどこにあるのか、常に考えながら行動していましたが、そういう心配は皆無でした。

■エスカレーター 台北のエスカレーターは、左側歩く人、右側歩かない人、です。これは東京とは逆で、関西と同じルールでした。

■信号 信号機にはカウントダウン表示があります。あと何秒で信号が変わるのか分かりますが、そこまで表示する必要があるんでしょうかね。

ほとんどの信号は自動で変わりますが、見つけたのは一箇所だけでしたが、押しボタン式の歩行者信号がありました。この押しボタン式信号は、押しても何の反応も無いので、押したのかどうなのか分からないです。そのため、4〜5回ほど押しました。

■オープントップバス 街の様子を見たり、施設の位置関係を確認するのに最適でした! 国父紀念館に衛兵交代式を見に行こうとは思っていましたが、場所が今ひとつ分かりませんでした。でも、バスで目の前を通ったため、場所も最寄駅も分かって、台北駅から迷わずに行くことができました。

■身体が臭い です。街を歩き回っているのに、36時間ほど同じ服を着ていましたから。特に足がひどいですね。帰ってきたら靴下の足裏が真っ黒になってました。台北にはネットカフェがあるみたいですし、次は途中でシャワーを浴びて服を着替えたいです。あっ、いや、次は弾丸ではなく宿泊して、日中ゆっくりと過ごしたいな〜

■ガイドブック 今回は「るるぶ 台湾 ’20」「地球の歩き方 台北 2020〜21」を購入しました。

地球の歩き方は、海外旅行するときに必ず買っています。いつも書いていますが、旅行ガイド本で歴史解説があるのは地球の歩き方だけなんですよ。また、サイズが小さいので現地に持って行きました。ただ、現地で実際に見たのは台北市内の地下鉄マップだけ。しかも、朝の数回だけでした。行動範囲が狭かったので、持っていかなくても良かったかもしれません。

もう一冊のるるぶは、写真を見て旅行前のワクワクした気分を高めるために読んでました。判型が大きいので持って歩くには不便です。小さいサイズもありましたが、今度は字が小さくて読みづらく、サッと調べるには不便です。でも、情報を列挙した地球の歩き方と比較して、写真がとても綺麗なので写真集みたいな感じで読んでましたね。

■パスポートのスタンプ 日本の入出国はスタンプ省略が基本になったようで、わざわざ係官に押してもらうようにお願いする必要がありました。このスタンプは入出国の記録だけではなく、旅行の思い出にもなるので押してもらいました。

日本側のスタンプはこれまで何度も見ている、丸と四角です。並べて押してくれて良かった。以前は、適当に開いたページに押されることがありました。

そして、こちらは台湾のスタンプです。改めて見て気づきましたが、飛行機の向きが違いますね。入国時は飛行機が向かってくる絵になっていますが、出国時は飛行機が出て行く方向の絵です。漢字も英語も分からなくても、入出国のどちらのスタンプなのか判断できます。

■両替 桃園空港の銀行カウンターで両替したときの伝票です。

左側に両替の内容が記載されています。
為替レートそのままで計算すると「日本円3,000円 x 0.26720 = 802元」ですが、手数料が引かれて「802元 – 手数料30元 = 772元」となり、実際の受け取りは772元です。

■お金 空港でのレートが3.74円で、クレジットカードの請求は3.70円でした。空港のレートが思いのほかいいのには驚きです。だいたい、現金紙幣を扱う両替のレートがぐっと悪いことが多いですから。ただし、交換手数料として30元かかるので、両替はまとめて1回にした方がいいです。

台湾ドルで支払った2,760元のうち、クレジットカード払いしたのはオープントップバス (300)、お土産(1,400)と桃園空港での食事(200)の計1,900元でした。ということは、現金支払いなのは860元で、日本円に換算すると3,000円くらいですね。MRT(480元)もクレジットカード払いできれば、必要な現金はほんとに少しで良さそうです。

日本円での支払い (計29,139)
26,520 航空券 成田=桃園 往復
1,175 WiFiルーター
1,034 成田空港 出発時 おやつ(コーヒー、お茶、おかき)
410 成田空港 到着時 スターバックスコーヒー

台湾ドルでの支払い (計2,760元 x 3.74 = 10,322円)
300 MRT(桃園空港=台北駅) 往復
180 MRT台北市内一日パス
90 朝食 民家軒先で
300 オープントップバス (4時間券)
100 昼食 焼売
55 夜市 メロンパンアイス
55 夜市 胡椒餅
55 夜市 一芳 フルーツティー
840 土産 パイナップルケーキ Sunny Hills 新光三越
560 土産 パイナップルケーキ 桃園空港
200 夜食 ガパオ 桃園空港
25 紅茶 桃園空港自販機

Updated: 2020年1月11日 — 6:57 PM