2017/06/16 京急油壺マリンパーク、みさきまぐろきっぷ

そうだ、マグロを食べに行こう!

ということで、「みさきまぐろきっぷ」を使って、京急油壺マリンパークに行ってきました。切符は3枚で構成されています。(1)京急往復乗車券、(2)食事券、(3)施設利用券、この3枚をうまく使えば楽しく過ごせそうです。

混雑するのは嫌なので、平日の金曜日である今日、行くことにしました。ちなみに、利用日を指定して、事前購入することもできます。

 

■京急電鉄三崎口駅

京急電鉄の三崎口行きに乗って、終点の三崎口で下車。駅には9時半頃に着きました。

何かの番組でやってましたが、京急線は三崎口の先にも延伸する計画があったそうです。なので、車両留めの先にも線路が延びていました。現在は、延伸計画は中断しているとのこと。

 

三崎口駅の改札両側には、便利な案内所がありました。

 

油壺マリンパークに行くことは決まってましたが、その後で三崎港にも行くことも考えて、改札左側の観光案内所で行き方を教えてもらいました。

マリンパークから直接、三崎港に行くバスがあるとのこと。ただ、1日に4本しかないようです。

油壺マリンパーク発、三崎港方面の時刻表を見せてもらいました。「城ヶ島行き」に乗ることになるそうです。ホントに4本しかありません。

 

バスのことは京急バスに聞く方が良いとのことなので、改札右側の京浜急行バス案内所へ。

 

京急バスによれば、三崎口駅発着の本数が多いので、次のように乗り継ぎするのが良いそうです。
(1) 油壺マリンパークから、三崎口駅行きで油壺入り口で下車
(2) 油壺入り口で、三崎口駅発三崎港行きに乗車

三崎港に行く場合は、この乗り継ぎをすることにします。(バス路線案内図)

 

三崎口駅前のバス停は「1番」でした。そこには、京急油壺マリンパーク行きの案内もありました。

  

 

そうこうしているうちに、バスがやってきました。これに乗ります!

 

■京急油壺マリンパーク

バスに揺られて15分ほど、京急油壺マリンパークに到着しました。三崎口駅からここまで同乗したお客さんは、自分たちを含めても10人。今日は空いているのかも。

バスはフリーパスになっていて、降りるときに「みさきまぐろきっぷの乗車券」を見せるだけ。日付の部分を運転手が見やすいように提示します。

そして、マリンパークのチケット窓口で「みさきまぐろきっぷの施設利用券」を出して、チケットをもらいました。

 

園内案内図によると、左奥の劇場「ファンダジアム」でアシカ・イルカのショーをやってるようです。

 

入園したら、ペンギンのお食事タイムをやってました。とても慣れているというか、飼育員さんがすごく好かれているようで、ペンギンが甘えていました。こういう場面を見ると、ほのぼのとします。

面白かったのが、トビが上空からペンギンの魚を狙っているとかで、手で隠して小魚を見せてくれたこと。そして、ゆっくりと魚を見せているのもよくないということで、バケツから取り出した魚をサクサクッとペンギンの口に入れていました。

 

次にファンダジアムのイルカ・アシカショーを見ました。室内劇場なのに、かなりの大きさ。客席は、300人以上は座れると思います。端っこですが、犬を連れて座れる席もあります。そういえば、園内でも犬を沢山見かけました。マリンパークはペットOKなんですね。

ショーの内容は、ペン太郎が鬼退治に行くために、イルカとアシカを家来にしようとするお話し。いわゆる水族館のショーよりもストーリーがあります。

劇場は薄暗かったり、照明キラキラだったり、大音響で音楽が流れたり。こんな場所でも、ちゃんとイルカもアシカも演技していました。動物はこういう環境は好きではないと思っていましたが、よく訓練されているんですね。

 

あまりにも天気がいいので、海側の展望台で景色を眺めました。遠くに富士山が見えるようですが、今日は霞んで見えませんでした。

江ノ島方面を見るとこんな感じです。油壺と言わなければ、どこかの南の国かと思うような景色です。それにしても、陽射しが暑い……

 

■ペンギンショップ

太陽が暑いので、ペンギン島のとなりにある「ペンギンショップ」で休憩。ジュースで水分補給しました。30〜40人が座れる椅子がありましたが、お客さんは家族連れがひと組だけ。マリンパークの経営が心配ですが、ノンビリ気分を楽しむ側としてはありがたいです。

 

軽食もとることができるので、また合間に寄り道しようと思います。

 

そして、ペンギンショップでは何を買っても「外で食べるときは、トンビに気をつけてください。」と言われます。確かに、マリンパークの上空や海側には、何羽ものトビが飛んでいました。上空から狙っているようです。

 

カワウソのプールを見ると、こつめカワウソがスリコギ棒をおもちゃにして遊んでました。透明なパイプの中で遊んでいるので、丸見えです。可愛いな〜

朝は寝ていたのですが、食事をもらったりしたので目が覚めたようです。

 

■お昼は鮪づくし丼

まだ12時前ですが、Log Terraceでお昼をとることにしました。

 

いろいろなメニューがありますが、「みさきまぐろきっぷの食事券」で食べられるのは鮪づくし丼に限定されています。

 

なんですが、鮪づくし丼の現物はこちらです。丼には鮪の切り身が乗っていて、味噌汁も鮪の身が入っていて、小鉢は鮪の角煮。ホントに鮪づくし! そして、その鮪が美味しい。角煮は園内のお土産店で、自宅用にも購入しました。

 

レストランの周囲にテラス席があるので、そこで食べました。

テラスから見た景色は、こういう感じです。木がすぐそばで枝を伸ばしているため、トビはやって来ないようです。

 

■たんぼ

食事をしたLog Terraceのそばに、園内案内図には説明が無かった「田んぼ」がありました。かわうその森と紹介されてますが、田んぼは「マリン」パークとあまり関係がないような気もします。でも、こういう景色、子供の頃には良く見ました。

 

周囲の川には小魚、田んぼには蛙やギンヤンマがいました。そして、今日はいませんでしたが、タヌキや蛇も来るようです。

 

■水族館「魚の国」

いわゆる水族館です。入り口には触れるサメ肌。

 

そして、館内には魚が沢山展示されていました。

 

水族館の1階でも、魚のパフォーマンスをやっていました。シマアジの縞シチ君が、学校生活で魅せてくれます。6つの水槽が並んでいて、それぞれで魚がパフォーマンスをしていました。

このパフォーマンスは、光を使って魚を訓練しています。そういうこともあり、フラッシュ撮影は禁止されています。

 

通学では、魚が色を見分けられることを利用して、青信号のほうに魚が集まる様を見せてくれました。

 

登校の場面では、電気ウナギに餌を与えて、ウナギが起こした電気で学校放送のテープを回していました。本日の電圧は688ボルトでした。

 

1時間目算数。答えの8のところに紫外線が出ていて、魚がそこを通るようにしているそうです。

 

2時間目国語。ここはどうやって誘導しているのか忘れてしまいましたが、魚が言葉の書かれた札を咥えて来ます。

 

3時間目体育。照明が明るくなると、パイプを通るように訓練されていました。

 

下校。全体が薄暗くなって、その中でひとつだけ明るいドア(縞シチ君の家)が開くと、そこに入りました。

イルカやシャチ、アシカやトドのパフォーマンスはよく見ることができます。でも、いわゆる「魚」がこんなにきちんと訓練されていることに驚きました。ただ、一匹の魚が全てのパフォーマンスをするわけではなく、水槽ごとに担当する魚がいるようです。

 

■再び ペンギンショップ

ちょいと座りたくなったので、再びペンギンショップへ。

マリンソルト・ジェラート、これ美味しいです。さっぱりしてて、少し塩気があって、でも少し甘い。もうひとつ食べても良かったかも。

 

そして、フライドポテト。カリカリッと揚がっているのに、中はホクホク。思ったよりもお腹に溜まるので、オヤツというより軽食という表現が近いです。ケチャップがボトルで置かれているので、かけ放題です。

 

■やっぱり空いてます

アシカ島から見た、マリンパークの全体です。写真を撮る時、他の方の顔が写ったりしないように気をつけるのですが、今日はそういう心配はありませんでした。小学生の団体が40〜50人くらい。他の来園者も50人はいなかったと思います。やっぱり、平日だからでしょうね。

 

この時点で午後2時過ぎ。これから三崎港に行くと慌ただしくなってしまいそうなので、今日はマリンパークだけにします。

パーク入り口のエントランスショップでお土産調達しました。ぬいぐるみ達が集結してます。この密集積み(という言い方でいいのかわかりませんが)をする棚が増えましたね、最近は。

  

  

 

ちょっと残念だったのは、エントランスショップでクレジットカードが使えずに、現金払いのみだったこと。京急の関連施設で、京急カードの申込書まで置いてあるのに、その場所でカードが使えないなんて。

店側が負担するカード利用手数料(5%程度)が重荷なんでしょうね。平日とはいえ、スカスカの園内を見てきましたので、仕方ないのかなとも思います。

 

■のんびりできました

こういう施設だと、周りの人の流れを気にする必要があって、自由に、好きに見ることができないことが多いです。今日は自分たちのペースで楽しむことができました。

それにしても「みさきまぐろきっぷ」は凄いですね。大人ひとり3,060円で、今日の費用が、ほぼ賄えました。きっぷ以外で使った現金は、ペンギンショップの軽食とお土産だけです。

 

でも、東京からは遠かった。片道で2時間近くかかります。まぐろきっぷは日帰り券ですが、一泊できるといいな〜

と思っていたら、マリンパークの目の前に見つけました!「観潮荘」です。1泊2食してマリンパーク入場券付いて、9,000〜10,000円位でした。ここに泊まれば、バタバタせずに三崎港にも行けます。

なんだか、京急に見透かされているような気がしますが、「三浦半島2DAYきっぷ(品川発2,030円)」というものがありました。これも京急バスはフリーパスで乗れます。

ということは、合わせて11,000〜12,000円ほどで1泊プランが作れます。むむ、このプランは結構いいかも。

次は三崎港にも行ってみたいですね。

 

なんて事を考えながら、今日は帰る事にします。

 

 

■今日の経費 (2人分)

個別支払いの場合 まぐろきっぷ利用 内容
3,704 6,120 京急 (品川-三崎口の往復)
3,400 0 油壺マリンパーク入場料
3,100 0 鮪づくし丼
240 240 ジュース
360 360 マリンソルト・ジェラート
360 360 ボテトフライ
2,900 2,900 お土産
14,064 9,980 合計
Updated: 2021年10月6日 — 10:49 AM