2019/02/01-02 館山いちご狩り

千葉県館山市へ、いちご狩りに行ってきました。東京はまだまだ寒い日が続いていますが、房総は春が来てました。

房総のいちご狩りは、いつも思いつくのが3〜4月で、すでにシーズンが終わっていて、なかなか行くことができませんでした。今回は1月に思い立ったので、まだシーズン真っ盛りの中でイチゴ食べ放題してきます。

現地の移動を考えると、レンタカーが一番です。電車だと寝られるので楽ですが、館山駅って思ったより電車の本数が少ないんですよ。乗り過ごしたり、何かトラブルがあると、帰れなくなるかもしれません。3分毎に電車がくる東京に慣れている身としては心配で仕方がないので、今回はレンタカーに決定。

ただ、近所のレンタカー屋が24時間営業をやめて、朝8時からになってしまったため、前日の夜から24時間借りることにしました。

とはいうものの、早朝に起きれる自信がなく、車も借りていることだし、前日入りして高速道路サービスエリアで車中泊でもいいかな。そうすれば、土曜日の午前中にはイチゴ狩りにいけるだろうし。

そう考えていたところ、グランビュー岩井という激安宿を見つけてしまいました。そこは、ホテルではなくて「コンドミニアム」です。食事付きのリゾートマンション、と表現するほうが分かりやすいかもしれません。取り敢えず、直前の申し込みで朝食付き3,500円などという激安料金だったので、車中泊よりも布団で寝られる楽チンさを選択しました。

金曜日の仕事が終わって車を借りて、着替えたら即出発。館山道市原SAで夕飯を食べ、グランビュー岩井に着いたのは22時前。道路がスカスカで、予定よりかなり早い到着になりました。

■館山道下り線市原SA ちょっと南国の雰囲気がありました。ただ、時間が遅かったせいで営業終了している店もあり、夕食メニューの選択肢は少なかったです。

生姜焼き、肉野菜炒めを食べました。

◼️グランビュー岩井に前泊

翌朝に撮影したグランビュー岩井の全景

グランビュー岩井の駐車場は3箇所あり、30〜40台ほど停まっていました。70室ほどの規模なので、そこそこの利用者がいるようです。

受付を済ませて、エレベーターで部屋に行くと、なんと外廊下! ホントに普通のマンションです。

外廊下は寒かったです(>_<)

12階に大浴場があるんですが、そこまで行く気分になりませんでした。

でも、ワンルームタイプの部屋は必要十分な広さと設備でした。1週間以上の宿泊でもいけそうなほど、調理器具や食器が揃っていました。

風呂に入って就寝。ペッドが小さくて足が出ちゃうのは困りましたが、車中泊より楽です。やっぱり、泊まって良かった。

◼️朝食 (ここからは2019年2月2日です)

朝、ベランダに出ると海が見えました! 風光明媚とまではいきませんが、十分に美しい朝の景色です。

一階の食堂には朝食ブッフェが用意されていました。グランビュー岩井のホームページに朝食を自画自賛するコメントが書かれていて、随分と誇大広告するんだなと思ってましたが、誇大広告じゃないですよ、これは!

パン食より、ご飯食が充実していて、オカズは50種類ほどあるんじゃないでしょうか。ひと口ずつの少量を取ってきましたが、全部を制覇することは出来ませんでした。

干物や玉子を自分で焼く固形燃料もあるし、煮物、揚物、焼物、漬物の種類も沢山。どんなに偏食な人でも、オカズには困らないでしょうね。これで500円なんて、素晴らしいです。

その朝食会場では宿の人と親しげに話すお爺ちゃんがいて、釣り人みたいな格好だったので常宿にしてる人とかと思ったら、地元の工務店さんでした。朝ごはんを食べに頻繁に来てるみたいです。いや、近所にこんな朝ごはんがあれば、毎日来てしまうかも。

ちなみに、朝食は7〜9時ですが、7時台に食べるのがおススメです。8時近くなると、急に混雑してきました。

ホテル入り口には沢山のサイン色紙が飾られていました。観光?保養?それともドラマなどの撮影? そのあたりは良く分かりませんが、芸能関係の方も宿泊されているんですね。2つの写真はその一部です。

斎藤洋介さん、鬼ヶ島おおかわらさん、じゅんいちダビットソンさん、有野晋哉さん、倉科カナさん、溝端淳平さん、深水元基さん、出川哲郎さん。

山本耕史さん、榮倉奈々さん&瑛太さん、木村了さん、水嶋ヒロさん、堀北真希さん、杉浦太陽さん、柄本明さん、デーブ・スペクターさん、酒井法子さん、いとうまいこさん、はなわさん、木村祐一さん、東てる美さん、麻丘めぐみさんあべ静江さん。

◼️いちご狩り

チェックアウトは11時まで。とはいえノンビリし過ぎました。タイムリミットぎりぎりまで部屋でタラタラしてしまいました。

さて、本題のいちご狩り、館山いちご狩りセンターに行きます!

グランビュー岩井に観光パンフレットが沢山あり、館山いちご狩りセンターの100円引き券もありました。パンフレットを握りしめて、車で20分ほどで到着。

あれ!? ホームセンターや倉庫みたいな建物しかありません。イチゴはどこ?

その倉庫に受付窓口があり、二人分の代金3,000円を支払うと、紙にはマジックで「4」と書かれました。そして、先導車について「自分の車で走っていく」のだそうです。えっ、ここじゃないの? もしかして、遠いのかな〜 (^_^;)

先導車について行くと、数百メートルも離れていない、ビニールハウスが立ち並ぶ場所に案内されました。

駐車場には「4番農園」と書かれてます。この規模のハウスが少なくとも、4箇所はあるということでしょうか。さすが農協、以前、行ったことがある個人農園とは規模が違います。

お金を払ったレシートを渡して入場すると、そこはイチゴだらけでした!腰の位置に実がなっているので、かがまずに食べられます。

ハウス内に品種の案内が無く、何を食べたのか分かりませんが、赤いのを3種、白いのを1種食べたようです。食べ比べすると、味の違いが明確に分かります。

それから、品種によって美味しい大きさも違います。大きく赤いのが甘いもの、小粒で濃い赤が甘いものなど。白い品種は食べ頃の判断が難しく、適当に採ったら薄味でした。

ただ、いずれの品種も大き過ぎると、水っぽくなって甘みが薄いようです。

お気に入りの品種と甘いやつの見分け方が見つかったので、後半はその棚ばかり食べてました。そうそう、練乳がもらえるのですが、それは使わずに苺そのものの味を堪能した方がいいです。品種の違いもよく分かります。

制限時間は30分です。でも、20分くらいでお腹いっぱいになりました。店頭で並ぶイチゴパックの2つ分は食べたと思います。

また来たいですね。今度は品種を聞くようにします。そうしないと、帰ってから八百屋で探せないですから。

一緒にハウスに入ったのは20人ほど。うち、小学生が5人ほどいましたが、騒ぐかと思いきや、ひたすら黙々と食べてました。躾の行き届いたご家庭だったのか、またはイチゴが美味しくて遊ぶことを忘れたのかもしれません。

イチゴをお腹いっぱい食べて、今回の目的は果たしました。明るいうちに東京に帰ります。

■枇杷クラブで休憩

イチゴを堪能したので、枇杷倶楽部でお土産を調達しました。菜の花が咲いていて、蜂が蜜を集めていました。春ですね。

■お昼は館山道上り線市原SAで

たくさんイチゴを食べたのですが、やっぱりお腹が空いてきました。館山道の市原SAでお昼にしました。

あれれ、工事中ですか? 上り線の市原SAは、建物が南国ムード満点なので楽しみにしていたんですが。

まあ、それはそれとしてお昼ご飯。親子丼、サンドイッチはどちらも美味しくて満足しました。市原は規模はそれほど大きくないですが、飲食もお土産も充実しています。

いちご狩りの為にレンタカーを借りて一泊、ちょっと贅沢な旅になってしまいました。でも、楽しかったので、また来年も行ってしまいそうです (^_^)

■費用合計 (2人分 31,034円)

金額内容
8,964レンタカー
2,000ガソリン代
5,000高速道路 (千葉県内走行分)
1,980夕食 館山道下り 市原SA ()
7,000宿泊費 グランビュー岩井
500駐車料金 グランビュー岩井
0朝食 グランビュー岩井
1,500いちご狩り (料金1,600 -割引100) x 2名
2,400お土産 道の駅富浦 枇杷倶楽部
1,690昼食 館山道上り 市原SA (パン、親子丼)
Updated: 2020年2月11日 — 12:38 PM